近年の農業を取り巻く情勢は、農業従事者の高齢化、各農家の後継者不足、何よりも現在の地域農業環境、米価では再生産継続は不可能な状況になりつつある。

立ち行かなくなってからでは間に合わない、そんな思いから当谷地地域は平成１９年から村、県などの指導協力を頂いて集落営農組合を設立した。

地域の農地農業を守り、大玉の原風景を維持しながら、事業として自立のできる産業再生との思いで法人化を目指し、平成２７年１０月３０日農業法人（あだたらドリームアグリ株式会社）を設立した。

農業法人　あだたらドリームアグリ(株)は、地域の農地を集積、施設設備の効率化を図り、農業機械への投資を適正にして生産コストの削減を図り、適正規模（100ha）までの規模拡大を目指す。

主事業は水田耕作とし、地域の農地を活用し守り抜く事業を展開する。そのためには、JA任せの販売から脱却、自己販売を拡大していかなければならない、玄米、精米の販売を主としながらも、米を主原料とする加工品の開発販売を目指す。

又、雇用従業員の労働力配分の観点から、施設野菜等の生産販売、積極的な販売営業などを展開する。